ウォッカ_その1
ウォッカといえば、ロシアを思い浮かべる方が多いですよね。ウォッカのロシア語表記は:водка、水を意味するводаからきているらしいです。しかし、近年ロシアもウォッカ離れしていると聞いたことはありますが、本当でしょうか?
このウォッカの国に行ってきました。余談ですが、買ったミネラルウォーターに確かにводаと書かれています。ロシア語を読めなくて、最初は、ガス入りのものを買ってしまい、日本の炭酸水に塩が入っているような味で、飲めませんでした。
そして、スーパーの棚に並べているウォッカの数にびっくりしました。これは、ウォッカ離れと言えるのでしょうか...
シャンパンがフランスのシャンパーニュ地区、シェリーがスペイン南部で生産されているように、生産地が限られているお酒と違って、ウォッカは世界のどこでも生産可能なのです。原料も穀物やイモなど、様々です。「どこでもなんでも」と言っても良いくらいです。アルコール度は95%以上までに蒸留し、その後、水を加え、瓶詰め前に40%までアルコール度数を下げることは法律で決められています。日本で馴染みのあるスミノフは、1860年ロシアで生まれたブランドで、現在は英ディアジオ(Diageo plc)社が所有しています。日本で販売されているスミノフはほとんど韓国で生産されたものです。一般的には木炭で漉過されるため、無臭透明なものが多いのですが、本場のロシア産のウォッカは風味や甘みのあるものもあります。
滞在中にレストランでウォッカを飲んでいる方も、コンビニやスーパーでウォッカを買っている方も見かけませんでした。アルコール度が高いから、皆さんは家で飲んでいるのでしょうか。あ、そして、ホテルの部屋にはやはりウォッカ用と思われるショットグラスが置いてありました。
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